ある素敵なお話。。。☆

私は、神様とか宗教とかすきだけど、
信仰というよりは、色んな思想がすき。
色んな大切なメッセージがたくさんあるから面白い。
この観世音菩薩さまと、 ある病人のお話も面白い。
ある病人が、絶望の淵で、観世音菩薩にたずねた。
「観音様。なぜでしょう。私は、悪いことをしたわけではないのに、
不治の病を宣告されました。」
すると、観世音菩薩の声が聞こえた。
「そなたが生まれたのは、そなた自身が善をなしたからではない。
同じように、そなたが病に冒されたのも、
そなた自身が悪をなしたからではない。
人の生死の定めは、所業の善悪の結果としてあるのではない。」
観世音菩薩は、そう教えた後、次のように諭(さと)した。
「人の生と死は、与えられた定めである。
しかし、生きているかぎり、人生は自分のものである。
そなたが苦しむのも、生きている証である。
やり残したことがあれば、それを成しとげなさい。
思いを達成することは、人生を達成することである。」
観世音菩薩の導きに、病人は、
残された人生の先にも光があることを知った。
「ありがとうございます、観音様。嘆くばかりで、
せっかくの人生に悔いを残すところでした。私は、みずから生き抜く決意です。」
病人は、自分の人生をみごとに生き抜き、念願を成就した。
気持ちが優しくなる音、マントラ。
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